サステナビリティ/CSRエピソード

統合報告を作りたいなら・・

統合報告書

統合報告って、どうやれば作れるのでしょう、
どんなコンテンツが入っていたら、統合報告といっていいのでしょう?
あれですかね、
あの、、、価値創造図、価値創造ストーリーって呼ばれているような、
インプット、アウトプット、アウトカム、みたいなのが入った、
オクトパスモデルとかって統合報告制作会社の人がよく言ってるような
“絵”、を、
冊子の前半にでも入れておけば、
統合報告ではないにしろ、
統合報告チックである、とは認めてもらえるんですよね・・。
きっと。
そうだきっと。
うんうん、そうなんだ。
なんか、納得。

みたいなやりとり、よくお客さまと私、します。

そういった話が出た際、私から次のようなことをよく伝えています。

レポートの統合報告レベルについてどうこう議論する前に、
最近に貴社が出されている中期経営計画とか、
あるいは直近の決算発表席上での資料のなかに、
統合思考、せめて環境保全についての中長期目標値とか、
人権、ダイバーシティ、ワークライフバランス、労災度数率とか、
そんなことを語ったスライドがあるかどうか、
確認してみましょうよ。

それがなかったなら、
そこには売上高とか、ROEとか、セグメント別売上の推移予想とか、
そんなのしか無かったとするならば、
レポート冊子で統合報告を目指すなんて、本来まず無理なことと、
そもそもあきらめることとしましょう。

その上で私たちが支援できるのは、統合報告もどき、なのです。
それでよろしければ、
オクトパスモデル、制作して提出提案させていただきます。
と、伝えています。

コンサルとして、制作会社として、
逃げた発言となっていますよね。
申し訳ないです。
しかしながらでもこれって、本質的なことだと思っています。
すいません。

もし統合報告に本気だしていただけるなら、
中期経営計画策定時の段階で、コンサル関与させてください。
現実に、そのようにコンサル関与させていただいている会社様、
既にいらっしゃいます。