サステナビリティ情報開示と保証の“これから”を考える
他では聞けないサステナビリティ、CSRの最新動向をたっぷりと解説します

本セミナーは終了しました。
次回開催につきましては、近日中にお知らせいたします。

2025年7月、金融庁金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ中間論点整理」が公表されました。情報開示と保証に関するロードマップの方向性が示された一方で、今後の課題も多く、議論はさらに深まっていくことが予想されます。また、EUや米国での規制緩和の動きをはじめ、日本だけでなく世界的にも大きく揺れ動いています。こうした変化の中で、日本企業はどのように対応すべきか、より確かな情報と実務的な視点が求められています。
毎回好評の上智大学名誉教授 上妻義直氏による基調講演では、世界の最新動向と日本企業の対応のあり方を解説していただきます。
また、SusTBコンサルタントからは、人的資本をテーマに、SSBJ視点でのサステナビリティ開示についてお話させていたします。
さらに、弊社代表 福島隆史が脚本を手がける舞台公演では、近未来のサステナ情報審査現場を大胆に描いた新作を上演します。舞台の後には、金融庁の中間論点整理を読み解きながら、実務に活かせるポイントをお伝えします。
これら4つのプログラムで制度と実務の視点を交差させながら、サステナビリティ情報開示と保証の“今”と“これから”を深く掘り下げる本特講。日々の業務に役立つヒントがきっと見つかります。ぜひご参加ください。

サステナビリティ/CSR特講 November 2025
日時:2025年11月5日(水) 13:00~16:05(開場12:30)
会場:よみうり大手町ホール(アクセスはこちら

プログラム

12:30 開場
13:00 主催者あいさつ
13:05(70分) 【基調講演】サステナビリティ報告の最新動向2025
上智大学 名誉教授 上妻 義直氏
2025年はサステナビリティ報告にとって試練の年になりました。2024年選挙で議会の右傾化が進んだEUでは、サステナビリティ報告の大幅な規制緩和が進行中であり、米国でも、連邦レベルでサステナビリティ報告規制が次々と撤廃されています。本講演では、こうした状況の中で、日本企業がサステナビリティ報告にどう取り組むべきかをあらためて考えてみます。
休憩(10分)
14:25(50分) 【舞台】監〇×人がやってくる!
脚本:(株)サステナビリティ会計事務所/サスティービー·コミュニケーションズ(株) 代表取締役 福島 隆史
出演:劇団SusG

金融庁金融審議会からの中間論点整理に記載されたサステナ情報審査の担い手に関する3つの選択肢。
そのうちの一つの近未来審査現場を勝手に想像、皆様にご覧いただこうとする、劇団SusG創設以来最大級の問題作、ここに公演!乞うご期待!!
15:15(20分) 【講演】有報でのサステナ保証における課題、その大胆予想
(株)サステナビリティ会計事務所/サスティービー・コミュニケーションズ(株) 代表取締役 福島 隆史
金融庁金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング·グループ」中間論点整理(2025年7月17日)について、実際にサステナ保証を行っている者の目線で読み解き、今後における実務上のポイントをお伝えします。
15:35(20分) 【講演】人的資本のリスクを語れますか?――SSBJ視点から考える開示の本質
SusTBコンサルタント 川上 佳子
SSBJによるサステナビリティ開示では、リスクと機会を踏まえてマテリアリティを特定することが前提となります。人的資本もその例外ではなく、エンゲージメント調査や研修施策といった“得意分野”だけを強調していては十分とはいえません。本講演では、人的資本をリスク面からも開示する重要性や、「人事は踏み込みにくい領域」と感じがちなサステナビリティ担当者様が人事部門にどう説明すれば響くのか、その実務的なヒントなどをお伝えします。
15:55(5分) 質疑応答/総括
上妻 義直氏 福島 隆史 川上 佳子
16:00 閉会のあいさつ


講師

Guest Speaker

上智大学 名誉教授 上妻 義直 氏

上智大学 名誉教授
上妻 義直Yoshinao Kozuma

環境会計論および国際会計論を専門に国内外のCSR動向を踏まえた研究、教育・指導における第一人者で、国内のCSR向上にも寄与。環境省「平成28年度 環境報告ガイドライン及び環境会計ガイドライン改定に向けた研究会」座長、「平成29年度 環境報告等ガイドライン改定に関する検討会」委員長、「環境報告ガイドライン2018年版 解説書等作成に向けた検討会」座長など、多くの公的役職も歴任。『CO2を見える化するカーボンラベル』(中央経済社)など、著書多数。

(株)サステナビリティ会計事務所/サスティービー・コミュニケーションズ(株)

代表取締役 福島 隆史


代表取締役
福島 隆史Takashi Fukushima

公認会計士。1994年より大手監査法人にて環境経営やCSR全般のコンサルティング、検証業務のマネジメントに携わる。2006年独立。SusAを設立し、CSRへの取り組み支援や評価向上支援などを継続して行う。2008年、各種レポート制作をワンストップで直接請け負うSusTBを設立。CSR・財務双方にわたる広範なノウハウを活かし、企業の自主的かつ健全な情報開示をサポート。著書に企業のサステナビリティとESGを1冊に詰め込んだ『CSRエピソード』(幻冬舎)、『ストーリー オブ サステナビリティ』(風詠社)がある。

サスティービー・コミュニケーションズ(株)

シニアマネジャー 片倉 寧史


SusTBコンサルタント
川上 佳子Yoshiko Kawakami

中小企業診断士。都市銀行およびシンクタンク(マクロ経済予測、産業予測)を経て、2002年より上場企業の情報開示支援業務に従事。アニュアルレポート、統合報告書、サステナビリティレポートの企画・コンサルティング、制作(インタビュー、原稿執筆を含む)に携わる。サスティ―ビー・コミュニケーションズホームページにてブログ「サステナ情報のヒント」を連載中。

ご来場のお客様へ

ご来場の皆さまが安心、且つ安全に過ごしていただけるよう、感染症対策にご理解・ご協力をお願いします。

【ご来場に際して】

  • 発熱や咳などの症状がある場合は、ご来場をお控えいただけますようお願いいたします
  • マスクの着用はお客様の判断となります。但し、混雑時には必要に応じて着用をお願いする場合がございます
  • 咳エチケットのご協力をお願いいたします

その他の事項につきましてはよみうり大手町ホールのガイドラインに沿って対応いたします。
ご一読お願いいたします。

https://yomi.otemachi-hall.com/news/2023/05/post-4.html